矢田生協医療センター医科のご紹介

矢田生協医療センターは、
地域のかかりつけ医を
モットーに誠意をこめて診察をいたします。

矢田生協医療センター医科の診療科目

内科・外科・整形外科・小児科

内科

管理医師：松浦基夫
1981年大阪大学医学部卒
大阪大学病院での研修を経て、市立堺病院（現堺市立総合医療センター）内科勤務
透析クリニック勤務などを経験後、2022年4月より現職
日本内科学会総合内科専門医
日本腎臓学会腎臓専門医
日本エイズ学会指導医

＜ごあいさつ＞
当医療センターの管理医師となって1年が経ちました。堺病院で内科全般の疾患を診療してきた経験を生かして、以下のような診療を行っています。

高血圧：できるだけ家庭血圧を記録していただき、特に早朝血圧に注目して降圧剤の選択を行っています。
糖尿病：月1回の診察では迅速測定にてHbA1cを測定し、その人に合った目標の達成をめざします。3～4ヵ月に1回は、腎機能検査と尿中アルブミン/クレアチニン比を測定して腎症の評価を行っています。また、定期的な眼科受診を勧めています。
慢性腎臓病：1～3ヵ月に1回の血液検査と検尿・尿蛋白定量を行ない、血圧コントロールを中心に電解質異常・腎性貧血の治療も行なっています。腎生検が必要な場合には、大阪急性期・総合医療センター腎臓内科に紹介します。
心疾患：虚血性心疾患・慢性心不全・弁膜症の診断・治療は近隣病院の循環器内科にお願いしていますが、引き続く治療は当院で可能です。心電図・ホルター心電図はできます。
代謝・内分泌疾患：脂質代謝異常・高尿酸血症の治療を行っています。甲状腺疾患甲状腺疾患については、バセドウ病などの診断は専門の医療機関に依頼しますが、引き続く検査や処方は可能です。
リウマチ・膠原病：ステロイド・免疫抑制剤による治療を行なっています。（生物学的製剤は扱っていません）
消化器疾患：上下部消化管内視鏡・腹部CTなどは、近隣病院の消化器内科にお願いしています。
呼吸器疾患：喘息に対する吸入療法・COPDに対する在宅酸素療法を行っています。肺炎などの感染症が疑われる時は、胸部レントゲン・迅速白血球・CRP検査をおこない、必要に応じて近隣の病院に紹介しています。
骨粗鬆症：定期的に骨密度測定を行ない、病態に応じてSERM・ビスホスホネート・副甲状腺ホルモン薬・抗RANKL抗体・抗スクレロスチン抗体を使い分けています。
予防接種：新型コロナ・インフルエンザ・肺炎球菌・B型肝炎・風疹・帯状疱疹・HPV（内科ではキャッチアップ接種のみ）を扱っています。（常備していないものもありますので、接種希望があれば電話で問い合わせて下さい。）

これらの診療は基本的には外来診療で行なっていますが、必要に応じて患者さんの送迎もいたします。併設する訪問看護ステーションと協力して訪問診療も行なっていますし、近隣の調剤薬局は訪問薬剤指導も行っています。よろしくお願い申しあげます。

２０２３年４月